職種別の業務紹介

岩野物産の組織と職種についてご紹介します。

当社の組織図は下記の通り、営業部門の出先である仙台支店・横浜営業所を除き、本社営業部・産業資材課・工事部・管理本部所属の社員は、本社(東京)にて勤務しております。また、営業部門である本社営業部・横浜営業所・仙台支店・産業資材課には、それぞれ営業と営業内勤の社員が属しております。施工管理の社員は、原則工事部ではなく、土木事業部の各課に所属しており、逆に工事部は施工管理の各社員のスケジュール調整や営業活動の支援を担っております。
以下、それぞれの職種についてご紹介します。

営業(土木事業部)

[主な業務内容]
インフラ工事に関する建設会社現場事務所を訪問し、現場担当者様向けに、土木領域における各種資材の販売及び資材の据付に関する工事の提案活動を担当します。営業内勤のメンバーとも連携しながら仕入先である協力会社様の選定や価格協議、お客様担当者との納入打合せ含めて、営業活動全般を担い、実際の土木構造物が完成するまでの一連の工程に携わることができます。提案した工事の施工管理については、社内の専任担当者がつくことがほとんどですが、特に社歴の浅い営業社員については、協力会社様との関係構築や実際の工程を見て学ぶ観点で、自ら担当する場合もあります。工事によっては、どうしても夜勤や休日出勤が発生するケースもありますが、営業の場合、年に数日ある程度です。

[入社後の流れとキャリアパス]
営業担当として入社された方は、社内研修(新卒の方は外部社会人基礎研修含む)を経て、各課に配属された後は、先輩社員の指導の下、まずは営業内勤業務の習熟を目指していただきます。当社の業務フローや仕組みが一定程度身についた段階にて、先輩営業社員の同行訪問を開始し、入社から半年~1年半程度を目安に、先輩社員のバックアップの下、単独で現場へ訪問するようになります。営業社員の役割分担に関してはエリア制を採用しており、当該担当エリア内で発生するインフラ工事については、お客様を問わず、エリア担当者にて優先順位をつけて活動します。エリア密着型の営業を重視している関係から、担当エリアの頻繁な変更や、営業拠点間の転勤/異動は原則ありません。様々な工事を経験する中で、インフラ工事に関する専門性を高め、かつお客様担当者との信頼関係を構築することができれば、国家プロジェクトのような大規模案件を担当できるようになり、最終的には営業拠点のマネジメントや経営ポジションにて、会社としての方向性を決めていくような役割を担っていただきます。

営業(産業資材課)

[主な業務内容]
製造業のお客様の工場を訪問し、現場担当者向けに産業資材(工場設備の定期リプレイス品や工場で組み立てられる製品部品)の販売に関する提案活動を担当します。営業内勤のメンバーとも連携しながら仕入先である協力会社様の選定や価格協議、お客様担当者との納入打合せ含めて、営業活動全般を担います。土木事業部とは異なり、訪問先は工場新設等を除き変わらないため、よりルート営業の側面が強く、お客様担当者との深い信頼関係構築が重要となります。

[入社後の流れとキャリアパス]
土木事業部同様、営業担当として入社された方は、社内研修(新卒の方は外部社会人基礎研修含む)を経て、先輩社員の指導の下、まずは営業内勤業務の習熟を目指していただきます。当社の業務フローや仕組みが一定程度身についた段階にて、先輩営業社員の同行訪問を開始し、入社から半年~1年半程度を目安に、先輩社員のバックアップの下、単独で現場へ訪問するようになります。営業社員の役割分担に関しては顧客担当制を採用しており、特に重要なお客様については、週に1回以上の頻度で定期訪問する形になります。日々の信頼関係構築により従前より販売してきた領域について他社に切り替えられないよう守ることはもちろん、お客様のニーズを汲み取り、積極的な提案により販売商品のラインナップを拡充することができれば、担当するお客様の数も増え、最終的には部門のマネジメントや経営ポジションにて、会社としての方向性を決めていくような役割を担っていただきます。

営業内勤(土木事業部・産業資材課共通)

[主な業務内容と入社後の流れ]
営業の指示の下、資材の受発注や納期調整、付随する請求書発行や伝票処理等のアシスタント業務と、電話対応・来客対応等一般事務業務を担っていただきます。お客様や協力会社様との間で、電話・メール等によるやり取りは頻繁にあるものの、実際に工事現場や工場などに訪問することは原則ありません。日々対応する業務は変化していくため、営業との密なコミュニケーションが重要となります。
営業内勤として入社された方は、社内研修(新卒の方は外部社会人基礎研修含む)を経て、先輩社員の指導の下、営業内勤業務の習熟を目指していただきます。営業内勤の担当者間での役割分担は所属部署によって異なり、営業担当ごとの専任担当となるケースもあれば、業務ごとに役割分担するケースもあります。経験を重ねることで、営業担当を補佐できる業務の幅が広がり、任される領域も増えていきます。

土木施工管理

[主な業務内容と入社後の流れ]
当社営業担当が受注したインフラ工事について、実際の施工は協力会社様にて実施するものの、現場作業員を指揮し、工事が計画通りに進むように品質管理・安全管理を担っていただきます。請け負う工事については、工事で使用する資材を当社で販売しているため、営業担当とも連携の上、円滑な工事施工の要となっていただきます。担当いただく主な請負工事の例はこちらです。
防水工事
遮水シート工事
  • コンクリート構造物躯体の止水
  • 貯留槽や最終処分場の止水
セグメントシール工事
一般シール工事
  • シールド工事におけるセグメントのコーキング
伸縮接合工事
可とう継手(止水版)工事
  • 駅のホームや線路のエキスパンション
  • 建物と駅を結ぶ通路の躯体継ぎ目のエキスパンション
覆蓋工事・越流堰
角落し工事
  • 下水処理場、水再生センターの蓋や仕切版等取付け
  • FFU(合成木材)、FRP
防護柵(フェンス)設置工事
  • 駅や敷地境界のネットフェンス、PCフェンス等取付け
  • アルミ、SUS、FRP、鋳物
布製型枠工事
  • 短期施工の法面保護工、河川保護工
  • 災害復旧への対応
土木施工管理担当として入社された方は、社内研修の後、先輩社員の指導の下、まずは当社受注工事の現場に入っていただき、一通りの工種を1人で施工管理できるようになるところを目指していただきます。並行して、現場のない日には、社内打合せや営業会議への参加、管理書類作成業務、営業社員との客先訪問同行等を行っていただきます。
建設会社における一般的な施工管理担当と異なり、当社の施工管理担当は、①多くの工種を短期間で経験するため多種多様な知識経験を得ることが可能、②多岐にわたる資材メーカーや施工会社と連携して工事を遂行する面白さがある、③現場だけではなく、営業担当のフォローや社内での管理書類作成、災害防止協議会への参加等も 行うため様々な人とかかわることが可能、④関東近郊から中部、北陸、東北エリアなど様々な場所で仕事することも可能、という特徴があります。

管理部門

[主な業務内容と入社後の流れ]
当社の管理部門業務は主に下記のように各課で役割分担をしています。
 
管理本部に入社された方は、社内研修を経て、各課に配属された後は、先輩社員の指導の下、まずは課における標準業務の習熟を目指していただきます。当社の業務フローや仕組みが一定程度身についた段階以降は、日次の業務を遂行することと並行し、各課の所属長や役員とも連携の上、課内業務の効率化/DX化に向けた検討を進めることを期待しています。
なお現在社内で利用している主な業務システム・アプリケーションはこちらです。
販売管理システム 大臣エンタープライズ(応研)
会計システム 勘定奉行クラウド
給与計算システム 給与奉行
ワークフロー デスクネッツネオ
ビジネスメール Outlook365
  • TOP
  • 職種別の業務紹介