N・Sさん

前職では工事会社にて主に遮水シート工事の施工・施工管理・営業に従事した後、岩野物産において工事専門部署の拡充をミッションとして入社。各種工事の施工管理はもちろん、岩野物産が受注した工事全体の施工管理業務が円滑に進むための管理業務に従事。

PROFILE

N・Sさん

N・Sさん

2022年入社

工事部課長

安定した地盤を持つ会社で仲間と切磋琢磨できる最高の職場環境

私の入社の決め手は2点です。1点目は、100年企業としての安定的な事業基盤があること。2点目は、中山社長をはじめとした会社を牽引するメンバーが同世代であり、共に会社と自分たちの人生を豊かにする上で、仕事に取り組むには絶好の環境であると感じたことです。岩野物産の働く環境について、魅力的なことは就業規則がきちんと守られていることです。当たり前のことですが、建設業界ではまだ少なからず整備がなされていない企業が多い中、有給取得や残業手当、出張等各種手当も充実、年間の休日日数も確保されており、社員を守る仕組みがきちんと備わっています。

また、お子さんのいる社員への理解もあり、時短就業の実施状況や周りの社員のフォローは素晴らしいと思います。ハラスメントについても顧問社労士と連携した専門研修を実施するなど、社員が働きやすい環境の構築に向け、経営陣として積極的に取り組んでいると感じます。

商社の工事部門としてのユニークな立ち位置の中でのキャリア形成

岩野物産という商社の工事部門の役割は、通常の工事会社のそれとは異なる特殊な仕事であると感じます。私自身、前職では業務の8割が現場での工事(施工・施工管理の両方)に対して残り2割は営業等を担っていましたが、現在は業務の3~4割が現場での工事(管理のみで施工は無し)、残りの6割を社内での組織形成や管理系の業務に充てています。

本社・横浜営業所・仙台支店の各拠点の垣根を越えて応援に行くこともあるので、働く場所も北海道を除く東日本全域になります。様々な現場に出入りすることは確かに苦労もありますが、裏を返せば、色々な地域に行って、この仕事をしていなければ入ることができない施設や、地域の重要なインフラ整備の築造に携わることが出来ます。またその過程で、ゼネコンやメーカー、工事会社の様々な人に助けてもらいながら仕事をすることで、その方々が自身のキャリア同様に重要な財産になります。

工事部門としては、経験は問わず意欲高く素直に学べる姿勢を重視

今後、各拠点の施工管理者の勤務体系のスマート化に挑戦していくためにも、工事部門の強化にあたって人材採用を進めています。前述の通り、一専門工事業者ではなく、土木資材商社の工事部門として、様々な工種に携わります。建物の躯体工事やトンネル工事、駅の高架化工事、最終処分場でのシート工事、下水処理場での覆蓋工事等、全ての取り扱う工種を専門的に管理出来る人材になるために、現場での施工や管理の経験はもちろんプラスにはなるものの、一番必要になってくるものは、意欲高く素直に学べる姿勢です。経験や知識が乏しいと不安な方も、入社後で十分間に合うため心配無用です。

必要な条件は、きちんと上司、同僚、部下、顧客、協力会社とコミュニケーションが取れること。そして現在のスキルに胡坐をかかず、常に求められる新しい技能を貪欲に習得する意欲を持ちながら、フットワーク軽く、前向きに取り組めることが重要です。私自身も前職のキャリアである遮水シートの知識経験がほとんど使えない、可とう継手の設置工事に携わり、メーカー担当者と信頼関係を早い段階で築き、分からないことは素直に説明を乞い、人任せにせず自分が窓口で打合せをすることで、早い段階で顧客と対等に話が出来るようになりました。

岩野物産における施工管理業務の重要性と働き方

施工管理業務とは、営業に負けず劣らず会社の顔として重要な役割を果たす業務であると考えています。施工管理業務は、確かに営業が仕事を取ってきてくれなければ無用の長物です。しかし裏を返せば、施工管理者が現場の品質・工程・環境・安全を管理し、顧客の信頼を獲得することで、間違いなく次の仕事に繋がっていきます。

また、現場は水物で、毎日多かれ少なかれ想定外のことが発生しますが、施工管理者の裁量は想定外の事態に対しての対応力であり、その結果が現場での信頼に直結していくと考えます。施工管理と言えば、夜間勤務や休日勤務が多く体力面で厳しいと想像される方も多いかと思います。岩野物産では、社内制度で代休や有休により年間の休日日数は守られています。取引先はスーパーゼネコンが多いため、土曜日や日曜日、大型連休は休工とすることが増えてきています。

家族との行事や、個人的な趣味のため休みを取りたい場合も、施工管理者同士で調整し、休みが取れるよう協力していて、誰かに負担が偏らないように就業状況も管理されています。

一日の業務の流れ[可とう継手の現場の場合]

  • 08:00-08:30
    建設現場での朝礼の参加、作業手順周知会実施、危険予知活動の実施
  • 08:30-09:00
    材料搬入、材料検収立の立会い
  • 09:00-10:00
    クレーンにて材料投入
  • 10:00-10:30
    休憩
  • 10:30-12:00
    可とう継手鋼製枠設置作業(仮固定)
  • 12:00-13:00
    昼休憩
  • 13:00-13:30
    昼の打合せ 作業変更の場合、作業手順再周知、再危険予知活動の実施
  • 13:30-15:00
    可とう継手鋼製枠設置作業(本溶接)
  • 15:00-15:30
    休憩
  • 15:30-16:30
    可とう継手鋼製枠設置作業(位置調整)
  • 16:30-17:00
    片付け、終了連絡
  • 17:00
    帰宅


一日の業務の流れ[オフィス出社の場合]

  • 09:00
    出社、朝礼に参加
  • 09:00-12:00
    工事関連の書類作成
  • 12:00-13:00
    昼休憩
  • 13:00-15:00
    本社営業部との打ち合わせ
  • 15:00-17:00
    工事関連の書類作成
  • 17:00-18:00
    管理部と打合せ
  • 18:00
    退社