Y・Mさん

前職はアルミ建材メーカーにて主に防護柵・手摺・フェンス等の営業に従事した後、震災の復興事業に携わりたいという想いから岩野物産に入社。

PROFILE

Y・Mさん

Y・Mさん

2018年入社

仙台支店主任

土木現場全体を見ながら提案できる幅の広さが魅力

前職のアルミ建材メーカーに勤務していた際も数多くの土木現場を見てきましたが、販売商品の関係から、終盤の現場を見るのみでした。それに対して、岩野物産では、取り扱うメーカーや商材が多くあるため、提案の幅が広い点を魅力的に感じています。岩野物産で取り扱う製品は、普段、何気なく暮らしの中で接する道路や河川などで使われています。私の場合、もともと外構製品の知識はありましたので、入社当初は外構工事に関する現場を任され、その現場の中で、岩野物産として扱える商材から順番に覚えていきました。なじみのあるアルミ建材の割合が必ずしも多いわけではなく知識不足は不安でしたが、諸先輩方にわかりやすく指導してもらいました。製品を1つ1つ覚えていき、点と点が線になっていくことにおもしろみを感じました。

地元の震災復興の現場で着実に工事を完遂

私は福島県の出身であり、東日本大震災発生後、地元の復興の手助けをしたいという想いから、岩野物産へ入社し、現在も主に環境省管轄の復興に携わる工事に多くかかわっています。その中でも特に印象に残っている現場は、福島県の東北道と常磐道を結ぶ、復興支援道路における高架橋床版工事です。コンクリート保護塗装をはじめ、各種目地工事から防護柵工事までと、工事期間のほとんどを現場とやり取りして過ごしました。岩野物産の顧客であるゼネコン様はもちろんの事、協力会社様とも作業工程や安全設備等について調整しながら、安全作業にて依頼された期間内に担当する工事を完了することが出来ました。

刻一刻と変化する現場への対応により懸け橋になることを目指す

商社と言えば、顧客の依頼を受けて期日通りに依頼された数量・仕様の製品をきっちりと納品する商材販売が主流と思われがちですが、岩野物産の場合、納品先となる現場の工事進捗具合や設計変更等様々な要因から、途中で数量変更や製品仕様変更が頻繁に発生します。私の場合、特に防護柵・手摺・フェンス等の工事では、メーカーの立場であったときと異なり現場進捗状況が把握できることで、下地や施工時期等の調整打合せをスムーズに行えるだけでなく、設計書の不備にいち早く気づき、事前に取付方法の変更や商材の変更等ができるなど、前職の学びを活かしながら対応しています。そのような日々変化していく現場で製品提案を実施していくことは、ゼネコン様や協力会社様と一緒になって現場を作っているという一体感を感じられ、特にやりがいを感じます。このような感覚は、もちろん入社したばかりのころはなかなか難しいかもしれません。

私も当初は、現場の担当者から、「調べておいてください」「納期はどのくらいですか」といった事務的な質問を受けることがほとんどでした。しかし、現場に通って担当者とやり取りを重ね、関係構築をしていく中で、「こういった場合はどういった資材を使ったらいいでしょうか」「このままで工程に間に合いますでしょうか」といった相談ベースでのコミュニケーションがとれるようになった時に、自身の成長を感じることが出来ました。今後はさまざまな現場に挑戦し、商品知識を幅広く学ぶことで、現場とメーカーの橋渡しを行い、両者から信頼される存在になることを目指しています。岩野物産のY・Mに聞けば、製品概要を即座に回答してもらえる、製品詳細については各メーカーと速やかに連携して回答してもらえると思われるようになりたいです。

スピーディーかつ柔軟な職場で、話好きで探求心のある方におすすめ

前職は大手企業ということで、厳格なルールの下、やりたくても出来ないことも多く、もどかしさがありましたが、岩野物産では、社員の意見を取り入れた改善活動にスピード感があります。労働時間については、担当する現場には工期・工程があるため、忙しくなることも定期的にありますが、平均残業時間は10時間/月以内ですし、営業担当として独り立ちすれば、自身で先の予定を組み立てることもできるので、有給休暇も計画的に取得できています。また、職場環境としても、私が所属する仙台支店は、アットホームな雰囲気です。

岩野物産の仕事は、日々たくさんの人と会うため、話好きな方に向いています。建設業界になじみのない方からすると、工事現場の方は怖いのではないか、という印象があるかもしれませんが、お客様も会社という組織で勤務している、一般的な人なので安心してください。また、岩野物産の仕事では、例えば「道路」といっても橋・トンネルといった構造物全体から道端の側溝まで隅々まで計算されており、「河川」の領域ではダムをはじめ50年に1度・100年に1度の洪水災害を防ぐ目的を帯びた、当たり前に人々の生活を支えている公共設備の裏側を知ることができるため、探求心・合理性のある方にもおすすめですね。

一日の業務の流れ

  • 09:00
    朝礼
  • 09:00-10:00
    メーカーへ見積もり依頼
  • 10:00-12:00
    客先に社用車で訪問し打ち合わせ
  • 12:00-13:00
    出先でランチ
  • 13:00-15:00
    打ち合わせ先の周辺現場顧客への訪問
  • 15:00-17:00
    上司へ打ち合わせ内容の報告、メーカーの見積回答を基に顧客への見積書作成
  • 18:30
    退勤